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イタリア連立政権を検討、ユーロ買い戻しの動き。 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • イタリア国債の入札が無難に通過したことや、イタリア連立内閣発足の動き
    などが好感され、ユーロが買い戻されたものの、上値は重く対ドルでは1.36
    を挟んだ展開に。
    パパデモス前ECB理事総裁がギリシャ暫定首相任命との報道も
    ユーロ買いを支えた。
  • 格付け会社S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)が仏格付けを引き下げるとの、
    誤報が流れたが相場への影響は限定的。市場に不安要素を残す形に。
  • ドル円ではリスク回避の流れを受け、東京タイムからジリジリと上値を切り下げ、
    一時、77円50銭まで円高に。
  • NYダウは反発。欧州債務懸念の後退や経済指標の好結果などから買いが入る。
  • 債券市場は価格は反落、利回りは反発。リスク回避の後退から売り優勢に。
    米10年国債利回りは2%台に戻す。
  • 金はリスク回避後退の動きで大幅続落。原油は反発。
  • 9月貿易収支 → 431億ドルの赤字(市場予想は460億ドル)
  • 週間失業保険申請件 → 39.0万件(市場予想は40.0万件)




本日の注目イベント


  • 欧   ファンロンパイ・EU大統領講演
  • 欧   ゴンザレスパラモ・ECB理事講演
  • 英   英10月生産者物価指数
  • 米   11月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
  • 米   イエレン・FRB副議長講演
  • 米   ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演
  • 米   ベテランズ・デー(為替、債券市場休場)





一昨日、イタリア国債の利回りが危険水域と言われる7%を超えましたが、

昨日には7%未満に低下しました。

イタリアでは連立政権の発足の動きが進展していることや、国債入札の好結果などから

危険水域からは一旦は戻ってこれましたが、

依然、イタリア国債利回りは高水準であることは変わりありません。

市場では格下げの噂も出て来ています。



さらにユーロの悪材料では格付け会社S&P(スタンダード・アンド・プアーズ)が

フランスの格下げの誤報が出たため、仏国債利回りが急上昇しました。

欧州債務危機が大国であるイタリアにまで及んでいる中、

このタイミングでの「AAA」である仏国債の格下げ誤報は、

欧州全体として本当に大丈夫かと思うほど、

市場を疑心暗鬼にさせてしまっていると思われます。

誤報だとしても格付け会社の影響力は多大ということは忘れてはいけません。



イタリア、フランスと危ぶまれるなか、ギリシャでは暫定首相を

パパデモス前ECB理事総裁に決定したようです。

ギリシャはとりあえず落ち着き、市場の目はイタリア、フランスと既に変わっていますが、

新政権の先行きなど考えますと、またギリシャに注目が集まる可能性が高いと思われます。



本日も欧州債務問題の続報が焦点になると思われます。

経済指標はほとんど予定されておりませんので、

またイタリア国債や株価が中心に相場が形成され、

その動きもテクニカル通りになりやすいでしょう。

米国では祝日となり株式市場以外は休場となりますので、

限定的な動きはあるものの積極的にはなりづらく、

レンジとしてはドル円、ユーロドルなど主要通貨は

NYのレンジ内でおさまるのではないでしょうか。



それでは良い週末を・・・。











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