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マーケット・プレディクション(9/29~10/3) 


正に金融危機と呼ばれるほど米金融機関の破綻が相次ぎました。

ベア・スターンズに始まり、リーマン、ワシントン・ミューチュアル、そして、

メリルは撤退を余儀なくされバンカメに買収。

最大手の二社についても大幅な資本増強を実施しました。

住宅価格が下げ止まらないかぎり不良債権は増え続け、上位二社といえども

資本は磐石ではなく、株式市場で株価が大きく売られ、存続の危機にさらされる

という状況が続いています。信用収縮が高まる中、米金融当局は主要中央銀行と

スワップ協定を利用することでドル資金の供給を増やしているものの、市場では依然

として資金の出し手が慎重な姿勢を崩していません。今回合意した金融安定化策が

どこまで機能するか不透明な部分はあるものの、市場はひとまず評価したようです。

問題は今後米実態経済に与える影響です。

住宅価格の下落は都市部から地方都市へ波及しているとの指摘もあり、今後米地銀の

不良債権が大幅に増え、負の連鎖が広がるとも考えられます。すでに債務超過になって

いる地方銀行は100以上あるという記事もあります。

そうなる不良債権買い取のための公的資金が不足し、財政赤字の拡大からドル売り要因と

なる可能性も十分考えられます。また、週末には9月の雇用統計が発表されますが、

ある程度弱気の数字が予想されているものの今回の複数の金融機関の破綻がどの程度

影響されているか不透明な部分があります。

いずれにしてもドル売り材料の多い週になりそうです。
 

■ 今週のレンジ予想 ■



ドル/円  ・・・ 103.00 ~ 107.50
ユーロ/円 ・・・ 153.00 ~ 157.00
ユーロ/ドル・・・ 1.4400 ~ 1.4850

■ 今週の注目材料 ■
6/29
米 8月個人消費支出
9/30
欧 ユーロ圏9月インフレ率
米 7月S&Pケース・シラー住宅価格指数
10/1
日 9月日銀短観
欧 8月ユーロ圏失業率
米 9月ISM製造業景況感指数
10/2
欧 ECB定例理事会・トリシェ総裁会見 
10/3
米 9月雇用統計
米 9月ISM非製造業景況感指数

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