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ドル円約1ヵ月ぶりに77円台後半。 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • ドル円は一時77円85銭まで「円安ドル高」が進み、昨年12月29日
    以来の水準を記録。円はその他主要通貨に対しても売られ、ユーロ円は
    101円台前半まで上昇。
  • 本日発表される貿易統計で2011年通期で貿易赤字に陥るとの見通しや
    日銀が2012年度のGDPを下方修正したことが材料視された。
  • ユーロドルは比較的小動き。ギリシャの債務減免交渉は依然難航しているものの、
    材料としては市場に織り込まれつつあり、反応は限定的だった。ユーロドルは
    1.29台半ばから1.30台前半で推移。
  • 株式市場は朝方からさえない展開。ギリシャの債務問題が難航していること
    から、売り優勢となりダウは33ドル安。
  • 債券相場は株価が下落したことや、FOMCを控え大きな動きは無く価格は上昇。
  • IMFは世界経済の見通しを発表し、欧州はマイナス成長へ下方修正。
  • 金、原油はともに下落。ギリシャの債務問題交渉が難航していることが
    嫌気された。
  • 1月リッチモンド連銀製造業指数 → 12





本日の注目イベント


  • 豪   豪第4四半期消費者物価指数
  • 日   12月貿易統計
  • 独   独1月ifo景況指数
  • 独   ドイツ30年債入札
  • 英   英10-12月GDP
  • 英   BOE議事録
  • 米   11月住宅価格指数
  • 米   12月仮契約住宅販売指数
  • 米   FOMC





77円を挟んで方向感の無いドル円でしたが、

76円50銭-77円50銭のレンジを抜け、ようやく動きが出てきました。

今週月曜日の「今日のアナリストレポート」内の「最近のトレンド」では、

上記取引レンジが抜けるとしたら77円50銭に期待したい、と記述しましたが、

ドル円は昨年12月29日以来の77円台後半まで反発しています。



米景気の緩やかな回復がその予想の背景ですが、

昨日の日銀総裁の会見でも日本の景気回復がずれ込むとの認識が示され、

これが売りに繋がった面もあります。

さらに本日発表される昨年12月と2011年の貿易統計では、

年間を通しての貿易赤字が確実視されていることも円売りに働いた様です。

ただ、いずれも予想されていたことで「目新しい材料」ではありません。

市場がこれまでとは若干異なり、

日本のファンダメンタルズにも目を向けてきたというところでしょうか・・・。



むしろ今後のドル円を観る上では、

消費税引き上げが政府与党の計画通り議会を通過するかどうかの方がより重要です。

「社会保障と税の一体改革」では消費税論議が先行している面もあり、

今後議会で紛糾する可能性が十分あり、成立を巡って最後までもつれる可能性があります。

「消費税引き上げ」は既に国際公約で、

仮に2015年10月に10%との計画が先き送りになるようなら、

円売りが加速するものと予想されます。

現在欧州が揺れ動いている「債務問題」が、いよいよ日本にも及び、

投機的な円売りの材料にされるからです。



ドル円は昨日のNY市場では、77円50銭以上の

「ストップ・ロスのドル買いオーダー」をこなし、77円85銭まで上昇しました。

この上昇で、「日足」以下の短いチャートでは重要なレジスタンスポイントは

全て上抜けしています。

目先重要なポイントは、「日足」の200日移動平均線のある

78円35-40銭ということになります。

先ずは78円乗せを目指し、その後上記水準をクリアできれば

相場の転換に繋がる可能性もでてきます。



しかし、そうはいってもなかなか反発しないのがドル円です。

それ程簡単でないことは、これまでの4年半で確認済みです。

特に78円台は非常に重く、相場観的にも相当なドル売りが出てくると思われます。

しかし、時間をかけながらゆっくりとドルが上昇することは十分考えられます。

特に「月足」のドル円では、長期のトレンドラインが現在の相場水準近くにあり、

このままのレベルで2-3ヵ月推移すれは「上抜け」が完成する状況です。



「上値は重い」と予想している市場参加者も、

さすがに「月足」のトレンドラインが上抜けすれば相場観を変えざるを得ません。

もちろん、このまま75円を下回る円高水準が無いという条件が付きますが、

ここは注目しておく必要があろうと思います。

膠着状態だったドル円にもやや動きが出てきたと言った段階ですが、

ドル円のボラティリティー(変動率)にも少しづつ変化も見えてきています。

臨戦体制だけは準備しておくべきです。



ユーロドルの相場にはそれ程影響を与えてはいませんが、

ギリシャの債務減免交渉は依然として難航しています。

額面を減額して新たに引き渡す際の金利水準が折り合わずに、

交渉が進んでいないようです。

ギリシャ側は3%を主張し、民間銀行団は4%を主張していると伝えられていますが、

同国のベニゼロス財務相は、交渉は2月1日までに完了する計画だ、と述べています。

また、金利水準についても同財務相は

「新規債のクーポン(表面利率)は最重要要素だ」として、

正式な債務交換提案は2月13日だと説明しているようです。(ブルームバーグ)

ギリシャを巡る問題では「最終的にはデフォルトは回避できる」と言った

雰囲気が支配的になっていますが、まだ予断は許しません。

ギリシャが計画通り財政赤字削減を進めることができるかどうかも問われます。















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