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ユーロドル3カ月ぶりに1.15台半ばへ 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • ドル円は複数の連銀総裁のハト派的な発言や、FOMC議事録でも
    ハト派的な内容が明らかになったことでドル安が進む。ドル円は
    108円を割り込む場面もあり、108円台前半で取引を終える。

  • ユーロドルは急進。ドル安が進んだことからユーロ買戻しが
    膨らみ、ストップロスの買いも巻き込み1.1560まで上昇。
    約3カ月ぶりのユーロ高を記録。

  • カナダドルが下落。カナダ中銀は政策金利据え置きを決めたが、
    利上げの余地を残したことで1.13台前半までキャンドル高が進行。

  • 株式市場は4日続伸。FOMC議事録が公表され、内容がハト派的で
    あったことを好感。ダウは91ドル上昇し、ナスダックも60ポイント上昇。

  • 債券相場は小幅に反発。長期金利は2.7%台へとやや低下。

  • 金は反発。原油価格は大幅に続伸し、52ドル台を回復。
    米中通商協議で中国が米国からエネルギーの輸入を
    拡大させることが材料視され、前日比2.58ドル上昇。

本日の注目イベント

  • 中  中国 12月消費者物価指数
  • 中  中国 12月生産者物価指数
  • 欧  ECB議事要旨
  • 米  新規失業保険申請件数
  • 米  バーキン・リッチモンド連銀総裁講演
  • 米  パウエル・FRB議長講演
  • 米  ブラード・セントルイス連銀総裁講演
  • 米  エバンス・シカゴ連銀総裁講演
  • 米  クラリダ・FRB副議長講演
  • 加  カナダ11月建設許可件数

3日間にわたって行われた米中通商協議が終わり、米政府は声明を発表しました。それによると、協議では、中国による米国産の農産物やエネルギー、米製品の購入拡大のコミットメントについて話し合ったと説明しています。米通商代表部(USTR)は声明で、米中双方は「貿易関係における公平性、互恵関係、そしてバランスを達成する」方法を検討したとしています。(ブルームバーグ)しかし、一方では重要課題である、米技術の移転強要、知的財産権、非関税障壁といった問題を巡っては具体的な成果は出ておらず、3月1日を期限に妥協を目指していると伝えられています。中国側は「次官級協議が1日延長されたことは、双方が真剣に交渉に向き合っていることを示している」との談話に留めています。ただ全体としてみれば、米中双方とも今回の通商協議については楽観的なムードで終了したようです。

昨年12月19日のFOMCで利上げを決定した際の議事録が公表されました。利上げは議決権を持つメンバーの全会一致での決定でしたが、議事録によると、「数人の参加者が据え置き」を支持したとありました。議事要旨では「金融市場のボラティリティーや世界の成長を巡る懸念増大といった最近の動向により、今後の政策引き締めの適切な程度と時期は以前より明確でなくなったとの見解を参加者は示した」と記されており、幾人かのメンバーは「今後数回の会合でフォワードガイダンスを完全に削除することが適切になる可能性がある」と指摘していました。FRBは12月の利上げで、昨年だけで4回の利上げを実施しましたが、すでに、このタイミングでも利上げ停止の議論がなされていたことが判明しました。先週4日にパウエルFRB議長は「金融政策変更の用意が
ある」と発言しましたが、この発言が決して唐突ではなかったことが確認できた格好です。

昨日のNY株式市場はこの結果を好感し、ダウは4日続伸しています。ただ為替市場では今後米金利の上昇が見込みにくいことからドルが売られ、ドル円は108円台前半まで下落し、ユーロドルは約3カ月ぶりとなる1.15台半ばまでユーロ高ドル安が進んでいます。もっとも、この日ドルが売られた背景はそれだけではなく、メキシコ国境の壁を巡ってトランプ大統領が依然として「国家緊急事態宣言」を発動する可能性が残っており、その可能性が高まっていることを嫌気したことも挙げられます。トランプ氏は昨日ホワイトハウスで民主、共和両党の議会指導者と会談しましたが物別れに終わっており、話し合いは「時間の無駄だった」と語っています。トランプ氏はツイッターへの投稿で「シューマー、ペロシ両氏との会談の席を立ってきたところだ。私が迅速に政府機関を再開したら30日後にどうなるかと尋ねた。壁ないし鉄柵を含む国境警備を認めるつもりか。ペロシ氏は認めないと答えた。私はさよならするしかないと言った」と述べています。(ブルームバーグ)米国の一部政府機関閉鎖はすでに19日目です。そのため貿易収支の発表などが遅れています。両者の対立が続けばさらに数週間閉鎖が続くとの見方もあります。ただそうなると、市民生活への悪影響も出て来ると見られ、トランプ氏に対する支持率の低下にもつながりかねません。「ディール」を得意とするトランプ氏が、今回のメキシコ国境の壁建設費用を巡るディールをどのように取引するのか、興味のあるところです。
本日のドル円は107円70銭~108円70銭程度を予想します。

ドル円一時109円台を回復 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • ドル円は東京時間の夕方109円台に乗せたが、NY市場では
    109円には届かず。米長期金利が上昇し、株価も続伸したことで
    ドル円は底堅く推移。

  • ユーロドルは小動きながら1.14台前半から半ばで推移。

  • 株式市場は3日続伸。米中通商協議が本日も継続されるとの
    報道を好感し、ダウは256ドル上昇。他の主要指数も揃って続伸。

  • 債券相場は続落し、長期期金利は1週間ぶりとなる2.72%台
    まで上昇。

  • 金は反落。原油は7日続伸し50ドル台に迫る。

  • 11月消費者信用残高      →  221億ドル

本日の注目イベント

  • 豪  豪11月住宅建設許可件数
  • 独  独11月貿易収支
  • 欧  ユーロ圏11月失業率
  • 米  FOMC議事録(2018年12月18、19日分)
  • 米  ボスティック・アトランタ連銀総裁講演
  • 米  エバンス・シカゴ連銀総裁講演
  • 米  ローゼングレン・ボストン連銀総裁講演
  • 加  カナダ12月住宅着工件数
  • 加  カナダ中銀政策金利発表

ドル円は緩やかに回復し、昨日の夕方には一時109円台に乗せる場面もありましたが、その後押し戻されています。米国株が3日続伸し、米中通商協議に明るい兆しが見えてきそうなことから長期金利が上昇し、ドルを押し上げています。

2日間の日程で行われる予定だった協議は9日も継続されると、米国の、交渉担当者が明らかにしました。交渉人の一人である米エネルギー省のウィンバーグ氏は現地で、7-8日の過去の2日間の協議は「順調に進んだ」とし、「明日も継続する」と述べています。トランプ大統領も「中国との交渉は非常にうまく進んでいる」とツイートしており、交渉の行方に楽観的な見方を示しています。(ブルームバーグ)2日間の日程をあえて延ばしたということで、市場は交渉は順調に進展しており、合意に一歩近づいたと判断し、リスク回避の流れが後退しました。

「VIX指数」は昨日からさら?に低下し、今朝の時点では「20.47」まで下げており、節目の「20」を下回る可能性が高まってきました。協議の内容はまだ明らかにはなっていませんが、中国が米国の商品やサービスを購入することなどで進展があったようです。
注目される知的財産権侵害問題については、いまだ不透明です。ただもう一方の懸念材料である「メキシコ国境の壁問題」では、トランプ氏と民主党首脳との間では対立が続いており、トランプ氏は議会の承認を得ずに建設を決定できる「国家緊急事態宣言」の発動も視野に入れていると報道されています。大統領は国境における「国家的な安全保障上の危機」について、本日米東部時間午後9時(日本時間午前11時)にテレビ演説で国民に呼びかけることを発表しています。

新年早々から急落したドル円と株価は、ほぼ1週間を経て落ち着きを取り戻したように見えます。ドル円はほぼ急落前の水準を回復し、株価は急落前を上回っています。「金融政策変更の用意がある」と発言したパウエル議長の言葉が市場のセンチメントを大きく変えましたが、今後の焦点は上記米中通商協議の行方です。今回の協議で米中が貿易問題で合意に達することはないと思われますが、今月中に中国の劉鶴副首相が訪米し、ライトハイザイー米通商代表部(USTR)代表と会談する見通しとなっていることから、この辺りが最終合意ができるのかヤマ場になるのではないかと思います。交渉の期限は2月末となっており、もし合意に至らなければ、3月から中国製品2000億ドル(約21兆8000億円)に対して25%の関税が課せられることになり、景気後退が鮮明な中国にとっては、極めて深刻な問題になります。

ドル円は昨日の夕方に109円台を回復する場面がありましたが、勢いはなく、109円台維持には失敗しています。「1時間足」のチャートを見ると、緩やかに上昇してはいますが、その角度は丘を登るような形です。先週3日の急落が余りに急激だったことから、まだその傷を引っ張っている状況に見えます。不透明材料が残る中、株価と長期金利がドルを支えている状態ですが、ここしばらくは107-110円のレンジを形成する可能性が高いと思われます。本日は上記トランプ氏の演説に注目しながら、NY時間では連銀総裁の講演も多く予定されているので、ここにも注意です。各総裁が、パウエル議長が発言したように、「金融政策の変更」にどこまで前向きであるのかが判明すると思います。本日のレンジは108円30銭~109円30銭程度を予想します。


NY株続伸しドル円108円台で推移 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は108円台で底堅く推移。長期金利と株価が上昇したことで

    ドル高に振れ、108円75銭までドルが買われる。

  • ユーロドルは反発。1.1483までユーロ高が進み、先週2日以来の

    水準を回復。

  • 株式市場は米中通商協議の開始を好感し続伸。ダウは一時

    250ドルほど上昇したが、引け値では98ドル高に収まる。

  • 債券相場は続落。株価の上昇に「VIX指数」も低下し、安全資産の

    債券は売られる。長期金利は2.69%台まで上昇。

  • 金は反発し、原油価格は6日続伸。


  • 12月ISM非製造業景況指数     →  57.6

    本日の注目イベント

  • 豪   豪11月貿易収支

  • 独   独11月鉱工業生産

  • 欧   ユーロ圏5月消費者信頼感指数(確定値)

  • 米   11月消費者信用残高   

  • 米   世銀、世界経済見通し発表

  • 加   カナダ11月貿易収支
      

    昨日から米中通商協議が始まり、次官級の協議にもかかわらず、中国の劉鶴副首相

    が出席したことで、中国側が「本気で合意を目指している」との印象を与え、ドル

    円も株式市場もこれを好感して堅調に推移しています。劉鶴副首相は、習主席の経

    済ブレーンといわれており、信頼も厚いことから中国側から思い切った譲歩が引き

    出せる可能性も出てきました。

    今朝の報道では、協議は米国からの1兆2000億ドル(約130兆円)の緊急輸

    入の詳細だけではなく、知的財産権の侵害問題についても協議される見通しだと伝

    えられています。トランプ大統領も「中国は合意したがっている」とツイートして

    おり、場合によっては、「パウエルプット」に次ぐ「お年玉」が市場に届く可能性

    もあるかもしれません。

    NYダウは朝方から上昇し、一時は250ドルほど買われましたが、最後は98ド

    ル高で引けています。ドル円も昨日の東京市場引け後はやや売られましたが、NY

    では108円75銭までドルが買われ、1月3日の急落からは落ち着きを取り戻し

    ています。そのため、一時は「36」程度まで上昇した「VIX指数」も、昨日は

    「21.4」まで低下し、恐怖が意識されないと言われる「20以下」に近づいて

    きました。ただそれでも市場の不安は完全には拭い切れません。

    メキシコ国境の壁を巡りトランプ氏と民主党との溝は埋まっておらず、壁を「鉄製」

    にすべきと主張するトランプ氏は10日にメキシコ国境を訪問する予定になってい

    ます。壁の建設費用が予算に含まれていないため、トランプ氏は署名を拒否してお

    り一部の政府機関は依然として閉鎖されたままです。

    12月の非製造業景況指数は「57.6」と、昨年7月以来の低水準でした。

    先週発表された製造業景況指数も約10年振りの低水準でしたが、労働市場を除く

    経済指標では、景気の減速を示すものが増えてきたのも事実で、FRBが利上げを

    一時的に停止する根拠の一つにもなっています。アトランタ連銀のボスティック総

    裁は7日、「今年に入る前、1年前に私は、2019年の利上げ回数を2回とみて

    いた。今では19年は1回だとみる」と講演で述べています。

    焦点は今年の利上げが「ゼロ」なのか、「1回」になるのかという点で、それによ

    ってドル円の値位置も決まってくると思われます。

    ドル円は108円台後半まで上昇したことで、「1時間足」ではローソク足が昨年

    12月28日以来となる雲の上で推移しています。

    先週3日の下落分の9割程を埋めたことになりますが、この上には「1時間足」で

    は「200時間移動平均線」が109円45銭前後にあります。

    ここまで上昇すれば、今回の急落分を全て埋めたことになりますが、まだ上値は重

    く、実需筋もドルが反発した際にはしっかりとドル売り注文を持ち込むと見ていま

    す。110円台までドルが反発できれば、市場参加者の相場観もやや修正されると

    見られますが、足元では予約の取れていない輸出筋を中心に、まだ「あつものに懲

    りてなますを吹く」といった状況かと思います。

    本日のドル円は108円~109円程度と、昨日の予想と変わりません。


  • ドル円108円台半ばまで反発 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は小幅に反発し108円58銭をつける。パウエル発言を受け

    株価が大幅に反発したが、今後利上げを停止する可能性にドル円の

    上値は重かった。

  • ユーロドルは1.13台半ばまで売られたが、1.14台前半まで

    押し戻される。

  • パウエル議長が金融政策を柔軟に見直す用意があると発言

    したことで、今後利上げが一時停止される可能性が出てきた。

    株式市場はこの発言を好感し急反発。ダウは746ドル上昇し、前日の

    下落分を埋めた。

  • 債券相場は反落。株価の急騰から債券は売られ、長期金利は

    2.66%台へと上昇。

  • 金は反落し、原油は続伸。


  • 12月失業率              →   3.9%

  • 12月非農業部門雇用者数   →   31.2万人

  • 12平均時給 (前月比)       →   0.4%

  • 12月平均時給 (前年比)     →   3.2%

  • 12月労働参加率          →   63.1%

    本日の注目イベント

  • 日   12月マネタリーベース

  • 中   中国 12月外貨準備高

  • 独   独11月製造業新規受注

  • 欧   ユーロ圏11月小売売上高

  • 米   12月ISM非製造業景況指数

  • 米   11月新築住宅販売件数

  • 米   米中、次官級の通商協議(8日まで)

  • 米   ボスティック・アトランタ連銀総裁講演

    前日大きく売られた米国株は急反発しました。

    引き続き荒っぽい動きが続き、市場参加者も予測がつかない状況ですが、パウエルFRB

    議長が利上げに対して柔軟な姿勢を見せたことで株価が急騰し、ドル円も上昇しました。

    ただ、今後利上げが一時的に停止される可能性が浮上したことで、ドルにはやや逆風とな

    り、株価上昇の割には、ドルの上値は重いといった印象です。

    パウエル議長は、米経済学会(AEA)の年次会合で、イエレン前議長、バーナンキ元議

    長とのパネル討論会に参加し、「景気拡大の軌道を維持する上で適切だと判断した場合は、

    われわれは政策を迅速かつ柔軟に調整し、経済を支える手段全てを活用する用意を整える」

    と発言し、「政策にあらかじめ決められた道筋はない」と述べ、必要に応じ金融政策を調

    整する考えを示しました。(ブルームバーグ)

    この発言により、今年予定されている利上げが一時的に停止される可能性が浮上し、株価

    に好影響を与えました。

    ただ、パウエル議長は昨年12月15日にFOMCで利上げを決めた後の会見で、「米経

    済は底堅く、2019年も2回の利上げが正当化される」と発言しています。

    昨年12月にはすでに米株価は乱高下しながらも大きく下落しており、この発言が「タカ

    派的過ぎる」と市場に受け止められ、さらに株価を押し下げた経緯

    があります。あれからわずか2週間余りで、「金融政策変更の用意がある」と言うのであれ

    ば、昨年12月には株価だけではなく、経済指標の一部にもすでに景気減速を示すデータ

    が出ていたわけで、12月の会見時に同様の発言を行ってほしかったと、個人的には考え

    ています。

    今年2回の利上げが予想されていましたが、パウエル発言により利上げの一時停止の可能

    性が出て来ました。この日は12月の雇用統計が発表され、市場予想を大きく上回ったこ

    とから、むしろ12月のパウエル氏の発言が正当化される結果で、利上げ観測が高まった

    可能性もありました。

    それだけに、株式市場関係者にとってはこの日のパウエル氏の発言はサプライズであり、

    株価の急騰につながったと思われます。12月の雇用時統計では失業率はやや悪化しもの

    の、非農業部門雇用者数は事前予想の「15.5万人」に対して「31.2万人」で、1

    1月分も上方修正されています。前日発表されADP雇用者数もそうでしたが、景気減速

    を示す指標が散見される中、労働市場の拡大はまだ続いていると見られます。

    ただ、これも今後の米中通商協議の結果次第では急激に悪化する可能性があることは言う

    までもありません。

    その米中通商協議は本日から2日間の日程で北京で開催されます。トランプ大統領は、昨

    年末の習近平主席との電話会談後に、交渉は 「大きな進展」を見せているとツイートし

    ています。2日間の協議では、中国が昨年12月の首脳会談で示した1兆2千億ドル(約

    130兆円)の米国製品を追加輸入する内容が話し合われるものと見られます。

    中国の景気後退はすでに明らかで、今後協議が決裂するようなことになると中国景気がさ

    らに悪化するリスクもあります。この点を踏まえて、中国側がどこまで譲歩するのかが引き

    続き焦点になります。

    ドル円は3日の104円台から4円ほど値を戻しています。今後再びこのレベルをテスト

    する可能性もありますが、現時点ではやはりあの動きは、短期的には行きすぎだったと思

    われます。しかし今後米金利が上昇しにくいことや、メキシコ国境を巡ってはトランプ

    大統領が依然として強気の姿勢を崩していないことから、ドルの上値はまだ重いと考える

    ことができそうです。

    本日のレンジは108円~109円程度を予想します。


  • ドル円急落し、一時104円台に 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • 3日のオセアニア市場で、104円台まで急落したドル円は

    107円台から108円台で推移。株価が再び大幅に下落したことで

    107円11銭までドル安が進んだが107円台後半まで値を戻す。

  • ユーロドルは昨年からのレンジを抜け切れずに1.14を挟む

    展開。ドル円が円高に振れた分、ユーロ円も122円まで下落。

  • 株式市場は再び大荒れの展開。アップルが売上高を下方修正した

    ことから、アップル関連銘柄が下落を牽引。ダウは660ドル下げ、

    S&P500は小幅高。

  • 債券相場は大幅に続伸。長期金利も2.55%台まで低下。

  • 金は続伸し半年振りの高値に。原油は反発。


  • 12月ADP雇用者数         →   27.1万人

  • 新規失業保険申請件数       →   23.1万件

  • 12月ISM製造業景況指数     →   54.1

    本日の注目イベント

  • 中   中国 12月財新サービス業PMI

  • 中   中国 12月財新コンポジットPMI

  • 独   独12月失業率

  • 欧   ユーロ圏12月総合PMI(改定値)

  • 欧   ユーロ圏12月サービス業PMI(改定値)

  • 欧   ユーロ圏11月生産者物価指数

  • 欧   ユーロ圏12月消費者物価指数(速報値)

  • 英  英11月消費者信用残高

  • 英  英11月 マネーサプライ

  • 英   英12月サービス業PMI

  • 米   12月雇用統計

  • 米   FRBパウエル議長、イエレン前議長、バーナンキ元議長がAEA年次総会でインタビューに応じる。ボスティック・アトランタ連銀総裁がAEA年次総会でパネル討論会に参加。



    明けましておめでとうございます。

    本年もよろしくお願い申し上げます。

    まだお正月気分も抜けず、お屠蘇気分も冷めない中、金融市場は波乱の幕開けです。

    特に為替市場では、参加者が少ない時間帯でドル円が急落し、昨年3月以来となる

    104円台半ばまで円高が進む場面がありました。相場は相当荒れていたようで、

    この時のスプレッドもかなりワイドであったと思われます。

    そのためソースによっては、ドルの底値に違いがあります。市場では「フラッシュク

    ラシュ」という言葉が使われており、いずれにしても相当混乱していたのは事実の

    ようです。

    ドル急落の原因はこの2つでしょう。予想されていたことでしたが、中国のPMI

    が4ケ月連続で前月割れを示しただけではなく、節目の「50」を割り込んだこと

    や、アップルが売上高予想を20年ぶりに下方修正したことが引き金となり、東京

    勢が休みで、さらに3日の朝方で参加者が少ない時間帯に104円台まで円高が進

    みました。アップルのティムクックCEOは「主要新興市場で幾らか苦戦するとは予

    想していたが、特に中国圏でこれほどの経済鈍化は見込んでいなかった」とのコメ

    ントを残しています。

    それにしても104円台とは驚きました。昨年1年の値幅が9円91銭ほどだった

    ものが、ここ2日の営業日で5円以上の値動きがあったわけです。

    今年のドル円は、少なくとも昨年のように上にも下にも値幅の少ないことはない

    と考えるべきでしょう。

    昨年の値動きの鈍さとは別次元に入ったと思います。個人投資家の皆さんも、エン

    トリーする際のタイミングや指値の際には注意してください。

    NYダウが600ドル下げても50銭程度の円高にしか振れない動きは終わったと

    考え、ボラティリティーが高止まりする1年であると肝に銘じるべきです。

    ドル円は104円台半ばまで急落したことで、昨年の円の最高値である104円5

    5銭とほぼ並んだことになります。

    何とかドル高傾向を維持していた「週足」も一気に崩れ、円の先高観を示唆して

    います。104円台半ばは昨年の底値近辺であったこともあり、下げ止まったと思

    われますが、「日足」の120日移動平均線からの乖離を見ても行き過ぎは明らか

    です。今後は、参加者も通常に戻った際にこの水準を抜けるかどうかが極めて大き

    な意味を持ってくると思われます。昨年のドル最安値を割り込めば、さらに円高が

    進むと考えられるからです。

    ドル円は、株式市場との相関性もより強めてくるものと思われます。株高が進めば

    ドルが買われ、株安が進めばドルが売られ傾向が昨年よりは強まると予想されます。

    その意味では、本日は米国株の大幅安を受けて日経平均株価も大きく売られること

    が予想されます。先物から予測されるのは500円から800円程になりますが、

    ここに円高が加わるため、さらに下げ幅を拡大するかもしれません。

    レンジは106円80銭~108円30銭程度を予想します。


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